白内障｜山口県岩国市の眼科さとう眼科／白内障緑内障網膜硝子体硝子体手術黄斑疾患眼瞼疾患

白内障について

白内障の症状について

進行した白内障

白内障とは、眼の「水晶体」と呼ばれるレンズがにごる病気です。
大きく分けると「先天性白内障」と「老人性白内障」があります。
白内障は「老化現象」の1つで、50才で50％程度、70才で80％程度、80才以上ではほとんどの方がかかる病気です。
症状としては、うす暗い所では異常は無いのに「外や明るい所では見えにくい」「徐々に視力が低下して、眼がかすんでいく気がする」などがあります。このように、白内障は眼がかすんだりまぶしく見えるというのが最も多い症状です。

代表的な症状

◆外や明るい所では見にくい
◆徐々に視力が低下して、眼がかすんでいく気がする

白内障の原因について

白内障の原因には、アトピー性皮膚炎、糖尿病、先天性白内障、外傷、薬の副作用、その他の眼の病気など様々ですが、ほとんどは老化によるものが多いです。

白内障の予防について

「薬物療法」「食事療法」などの方法はあります。しかし、進行を遅らせる働きはあるものの、白内障そのものを治すものはありません。ただ、だからといって効果が無いわけではありません。
食事療法で言うと、ポリフェノール、ビタミンC・Eなどの抗酸化作用のある食べ物を摂取することで、白内障の予防になると共に、他の病気への予防にもなります。「脂っこい食事や糖分を控える」「緑黄色野菜をたくさん摂る」「水分をたくさん摂る」など、食生活で工夫できることを実践してみましょう。

日帰り白内障手術について

現在ある白内障の点眼薬は、進行を遅らせることはできても進行を完全に止めるものではありません。もちろん一度進んでしまった白内障を治す効果もありません。したがって白内障を根本的に治すには、手術治療しかありません。
当院では、白内障の日帰り手術に対応しております。手術を受けたその日にご帰宅頂け、入院をする必要がありません。
白内障は、長い年月をかけてゆっくりと進行するものです。そのため、一般的には白内障の診断を受けたからと言って、すぐに手術を受けなければならないというわけではありません。ただし、あまり進行してしまうと、日帰り手術ができなくなる場合があります。また、白内障が進行すると、水晶体の厚みが増し、そのせいで急性緑内障発作を起こしたり、その危険性が高くなる可能性があります。恐怖心はあると思いますが、むやみに手術を先延ばしたりせずに、適切な時期に手術を受けることをおすすめ致します。